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  季節の催し
幻の餅米復活日記




 ギャラリーの催物 4/2〜4/29
H21/04/04

舟見 倹二 作品展 「シルクスクリーンプリント」

―過去の自作によって現代を逆照射する試み―

1977年-1983年 シルクスクリーンプリント・ラインから

今から8年前、2001年にMEMOした文章の一端を本年に重ねて、私のコメントをしたいと思います。そこには「過去の自作によって現代を逆照射試みとしての版画展」と記しています。私は1975年、それまでの油彩作品制作のかたわら、最も初歩的な手法によってシルクスクリーン・プリントを始めます。イメージはもちろん油彩表現とそれほど変わりありませんが、この版表現で見えてきたのはより明確な平面上の図形の持つインパクトであり、平面空間そのものの抽象へと向かいました。完全に油彩と決別する契機となり、現在に至っています。

上野の山「公募団体」ともはなれ、新たな版世界は私にとって未知。時はまさに現代美術の旋風が私の肌に突き刺さるなか、絵画への復権という声も聞きながら、視線は版の透き間から現代の平面を、また、現代の美術領域へと接近していたことは確かです。版作品は光ぼうとも見えるラインの構造からストライプ、そしてウェーブで面を覆いつくすまでの何年かの時間が必要でした。

現在それも形容しますが、本展はラインの構造を追及していた時代、先の自作から逆照射するひとつの試みとして、版のありようを問うてみたいと思っています。

                                2009年 4月 舟見 倹二







 ギャラリーの催物 3/3〜3/29
H21/03/03

相澤 五峰 書展 「人々〜北京天壇公園長廊〜」

北京の天壇公園長廊には大勢の北京市民が集まって、歌ったり、踊ったり将棋を指したりして楽しんでおられます。ある時、私の中でその姿が、「無」「舞」字の原字である=「爽」=(両袖に飾りのついた衣装を着て踊る人姿)を彷彿とさせた。

天壇公園に集う市民の姿を、甲骨文字一字一字に映していくうちに、「人々〜北京天壇公園長廊〜」となりました。その勢いで「乱舞」まで行ってしまいました。これは書なのか?絵なのか?書(描)いている本人にも分かりません。

普段、漢字(篆書・・・楷書)やかな文字を書いている時は{文字記号による造形}に戻ることが出来ませんでした。

何はともあれ、コンナものになってしまったのです。御自由にご覧頂きたく存じます。

                                       相澤 五峰







 ギャラリーの催物 2/2〜2/27
H21/02/05

高井 将行 作品展

「人間のかたち」

人間を描くことは古くからのテーマであり、すでに多くの作家によって描き尽くされたと語る人もいるが、音楽であれ文学であれ、表現は人間追求にある。だからといって喜びや悲しみ、苦しみや希望を表現していると言えば、あまりにも平凡に聞こえよう。高井さんの作品はそうしたありきたりの壁を突破し、自分の姿を通して現代に生きる「人間の叫び」を感じさせる。

今回展示されている作品は、カラフルな色調を極力避け、アンバー系の色やネイプレスイエローといった比較的地味な色を基本に、それらの美しさの表現にこだわりをみせている。

様々な表現様式が多様化する今日、そうした基本的な道をたどり本物に近づこうとする高井さんの仕事ぶりに人間愛を感じ、魅力を抱く自分である。

                                     造形作家 坂本 昌紀







 ギャラリーの催物 1/2〜1/28
H21/01/02

真島 若桜 「切り絵展」

長岡市在住 日本きりえ協会会員

朝日、日報新聞掲載の挿絵、単行本の挿絵

切り絵展(デパート、図書館、公民館、博物館等)

実技講習会(高田図書館、柿公民館、歴史博物館、ヨークカルチャーセンター等)

2000年 第1回全国手づくり紙芝居コンクール切り絵「お梶の勇気」を出品し受賞

2002年 カナダで開催された日本のアート展in Canada2002にて受賞

2003年 きりえ美術展in倉敷(倉敷美術館)に出品

2005年 PHP研究所海外向発行誌「Japan close up」に作品掲載

2006年 新潟市のエス・クイントで「真島若桜2006切り絵展」を開催

2007年 大阪の日本切り絵協会会員展に出品

2008年 きりえパリ展(フランス)に出品 







 ギャラリーの催物 12/2〜12/28
H20/12/02

井上 義昭 作品展 「浜辺を描く」

北国の海辺の風景で、そこに暮らす人々を描いていた。70年頃であろうか、東北へのスケッチ旅行の車中より鯨波の浜茶屋群を見た。帰りにそこへ下車し泊まった。昼の賑わいと変化のある浜茶屋の形に魅かれた。対称的に朝方の人気のない静けさと、窓が閉じられ単なる箱みたいな浜茶屋が、殺風景で寂しく強く心が動かされた。孤独感や不安感が迫ってきた。

夏が終わると砂上の楼閣の浜茶屋はない。その独特の形も年々少なくなり、砂浜、侵食や護岸の為にどこかへ追いやられ浜辺の風景は急速に変わってきた。この激しい浜辺の変貌は人間の生活の変化でもある。

画面から浜茶屋は消え新たなモチーフを求めて来たが、テーマは最初に浜茶屋に出会った時と変わらない。現代社会が抱えている崩壊感、平和に暮らす家族や日常の生活の中に見る不安。しかし画面はそれを語ってはくれない。

浜茶屋に出会ってこのテーマで30年描いて来たが、今後はもう少しモチーフの幅を広げられたらいいなと考えている。                      井上 義昭







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